腰が痛いのはなぜ?腰痛を引き起こす12の原因

腰痛の原因

ITの発達によって長時間のデスクワークが増えた現代社会では、腰痛に悩まされる人も多いのではないでしょうか。かく言うとら自身は、週末は自ら自主的に開発作業にかかりっきりになるくらいのコンピュータ好き。そして毎日変な姿勢でキーボードを叩き続けた結果、とらなのに猫背の腰痛持ちになってしまいました…。しかしこの腰痛、人によって症状や原因は本当に様々であり、原因によって対処法も変わってきます。記念すべき「とらのこし」第1回の記事では、このサイトの本テーマでもある腰痛についてあらゆる角度から考察し、辛い腰痛を引き起こす12の原因をご紹介します。

腰痛の原因は1つではない

ひとたび腰痛持ちになってしまうと、長時間のデスクワーク・車の運転・歩き方など日常生活に支障が出ますし、何より痛みが辛いですよね。腰痛というからには「腰に負担がかかってる事が原因じゃないの?」と思うかもしれません。しかし痛みを訴えて受診する人のうち、レントゲンやMRIなどで調べても8割以上は原因不明と診断されてしまいます。「えっ?それじゃ対処の仕様が無くて、ずっと腰痛と付き合わなければいけないの?」と不安に思うかもしれませんが、原因不明と診断された腰痛でも治療や生活習慣の改善で治ることはままあります。腰痛を引き起こす原因は病気だけとは限らず、筋肉や骨、生活習慣など腰痛の原因には様々なバリエーションがあり、多角的な視点から自分の腰痛の原因を探ることが重要です。

いろいろな腰痛の原因

筋肉の原因

筋肉が疲れている

筋肉疲労による腰の疲労は「疲労性腰痛」「筋・筋膜性腰痛」と呼ばれており、長時間椅子に座って同じ姿勢を取ったり、腰に負担をかける動作が多い場合に起こりやすくなります。こまめに背伸びをしたり、体操をするなどして筋肉に負担をかけないようにしましょう。

筋力が低下している

運動不足が続き、腹筋や背筋の筋力が低下することによって腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす場合もあります。ストレッチや運動など、筋力を回復することで腰への負担を和らげましょう。

骨の原因

背骨が歪んでいる

背骨がゆがんでいると腰回りの神経を圧迫し、腰痛につながる場合があります。背骨の歪みを直すストレッチやトレーニング方法がありますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

骨盤が歪んでいる

背骨を支える骨盤の歪みが原因で腰椎にも歪みが連鎖し、腰痛を引き起こす場合もあります。ベルトなどの骨盤ケア用の商品を試してみるか、骨盤の歪みを治すストレッチを試してみて下さい。

脳の原因

ストレスが溜まっている

長期的にストレスを感じると、痛みを抑制するドーパミンという脳内物質の分泌が低下し、腰痛を招くとも言われています。ストレスによって腰痛が起き、その腰痛でさらにストレスを抱え、悪化するという悪循環になってしまうことも。仕事や人間関係などのストレスはこまめに解消し、抱え込まないようにすれば自然と腰痛の苦しみも減ってくるはずです。

脳が痛いと錯覚している

腰の痛みが3カ月以上続く慢性腰痛の人は錯覚腰痛の可能性があります。過去に腰痛を経験し、苦しい思いをした記憶のある人は、普通の人の何倍も腰の痛みや腰痛の原因に対して敏感になり、脳が過剰に反応して痛みが続いているように感じるそうです。

睡眠に関する原因

寝方が悪い

本来、横になっている時は腰への負担が最も少ないのですが、うつ伏せで寝ると腰を反らしてしまうため、腰椎の関節に負担がかかってしまいます。また、腰の負担が少ない仰向け寝の場合でも姿勢の悪い人や寝具との相性が悪い場合は腰への負担がかかってしまいます。一度、寝る姿勢や寝具を見直してみては?

睡眠時間が足りない

十分な睡眠は脳や疲労の回復だけでなく、背骨を支える椎間板を休ませることにもつながります。睡眠時間が不足すると椎間板の疲労を回復できず、日々の負荷に耐えられずに痛みが増してしまいます。十分な睡眠時間の確保は脳や体だけでなく、腰のためでもあるんです。

その他、身体の原因

太り過ぎ(肥満)

体重が増えると上半身を支える腰に大きな負担がかかります。また、お腹周りに脂肪が蓄積されると自然と背中が反っていき、背骨の歪みや腰の関節への圧迫を引き起こして腰痛の原因になります。肥満体質は腰にもよくないんですね。

身体が硬い

体が硬くて前屈ができない、という人は多いですよね。ですが、股関節や腰回りの筋肉が硬い人は姿勢も悪くなり、体にも負担がかかるため腰痛になりやすいんです。ストレッチなどで柔軟性を高めれば、腰痛の軽減にも効果がありそうです。

血流が悪い

血流の悪さが原因で肩こりになる、というのはなんとなく想像できると思いますが、同じことが腰にも起こります。腰回りの筋肉の血流が悪くなれば代謝が悪くなり、動きも良くなくなるので肩こりと同じく、痛みが出やすくなってしまいます。血流を良くするには腰に温熱シートを貼ったり、ゆっくりお風呂に入るなどして腰を温めてみて下さい。

内蔵が悪い

体の中心部には内臓が詰め込まれていますが、病気などによって内臓が肥大すると中から腰を圧迫し、痛みを感じる場合があります。十二指腸潰瘍や肝炎、胃腸の不調などで腰痛が起こる場合もありますので、ストレッチや腰を温めるなどの対策を取っても効果がない場合は、内臓の病気を疑ったほうがいいかもしれません。

多面的視点で原因の可能性を探る姿勢が大切

ひとくちに腰痛と言っても筋肉や脳、生活習慣など、様々な要因があり、残念ながら「これが原因だ!」とズバッと言えるものではありません…。ですが、腰痛を引き起こす要因のバリエーションを知り、多面的な視点で原因の可能性を考えれば、対策も立てやすくなると思います。「腰痛は辛いけど、何が原因なのかよく分からない」という方、腰痛対策の参考にしてみてください。